「テウキャウ」
この言葉から早くも二年ばかしが過ぎようとしています。オリンピックも本当に四年に一回なのか怪しいぐらい時の経つのを早く感じますが、2020年に決まった東京オリンピック。つい先日2020年東京オリンピックのエンブレムも決まり、莫大な予算の国立競技場の計画見直し案もIOC理事会の了承を無事得ることができいい風が吹いていると思った矢先にエンブレムの盗作疑惑。見直しのための違約金が最大100億円。ザハ・ハディド氏が再びデザイン・設計?
もし私が設計するなら1億円ぐらいで引き受けます。今年中にオファーがあれば50%OFF中です。選定の参考にしてもらいたいので私の構想案を発表します。
- オリンピックが終わっても観光地になるようなこれぞ日本的な建造物を造る
- 全パーツ木製で漆塗り。日本中の宮大工・大工を集めて雇用促進。傘立てひとつも芸術の域。
木製のスタジアムなんて作ってる風景だけでも絵になりそうです。イメージはこんな感じ。
漆は物理的に無理かもしれませんが、木製だけは実現して欲しいですね。日本中が迷惑している有り余る富、杉の木が大量に日本にはあるのでぜひこれを活用して半分くらいに減らして欲しいですね。花粉症対策とで二度美味しいこの案、どうでしょうか?
たったの数時間で出来た奇跡のエンブレム。
プロローグが長過ぎましたが本題に戻ります。東京オリンピックといえば必ずと言っていいほど話題に上がるの64年のエンブレム、ポスター等のデザイン性の高さ。デザインを担当したのは日本のデザイナー亀倉雄策氏。
第一号ポスター
とてもシンプルで力強いエンブレムです。シンプルにイイという気持ちになります。実は亀倉雄策氏は〆切日を忘れていてあわてて数時間で作ったそうです。とはいえ適当に作ったのではなく長い構想があったからこそ生まれた奇跡のエンブレム。数十点案を提出していたそうですが満場一致でこのエンブレムが選ばれ、そしてそのまま第一号ポスターとして採用されたそうです。
奇跡を越えなければならないプレッシャー
第一号ポスターが大評判だからこそのプレッシャー。それを見事にはねのけた素晴らしいデザイン。第一号を越えるには同じアプローチではダメだと言うことで写真を起用したそうです。左のスタートダッシュ時の写真は急いで集めた全員が素人さんなんだそうです。写真はわざと粒子を荒くして臨場感を演出。私はずっと古いだけだと思ってました。誰かに「昔のカメラだとこんな感じになるだよ」とウソを言った記憶があります。どうもすいません。
ポスターを以前見たことがあり亀倉雄策氏の名前は知っていたのですが、他の作品や経歴等は詳しくは知らないためちょっとだけ調べると有名な作品ばかりで驚いております。今度ゆっくり調べてみようかと思います。
2020年東京オリンピックが素敵な物になりますように。