コロナ禍、崩れた日常と企業の決断

Episode 51

令和2年(2020年)新型コロナウイルスが1月15日、神奈川で国内一例目として発表された。 昨年末に中国武漢市から世界に感染した新型コロナウイルス感染はは今まで経験したことのない恐怖を全世界の人々に植えつけた。 2月クルーズ船ダイヤモンド・プリンス号が横浜で長期検疫体制に入り、乗客が次々に新型コロナウイルスに感染。14日間、船での隔離が実施された。 国は春休みまで少中高の一斉臨時休校を発表、連日テレビ、新聞などマスコミは新型コロナ報道一色だった。 会社や家庭でも消毒液や、会社としてはデザイナーの在宅勤務を実施して、感染防止に努めた。 思い起こせば64年前、私が12歳、小学校6年の時、コレラが流行して小学校に集団隔離をして大騒ぎになったことを思い出した。
私たちの仕事は、人をできるだけ多く集まってもらい、消費させる事なので印刷物(チラシ)が極端に無くなった。 コロナによる感染者数、死亡者数をテレビ、新聞は毎日報道した。 人に会えない、集団での集まりの自粛は飲食業や夜の商売をしている人にとって新刻な影響を与えた。 特に志村けん・岡江久美子など著名人が死亡のニュースは、コロナ感染の怖さを再認識させられた。 感染が拡大するに従って市、県、国の対策が次々と発表された。 特に飲食店では感染防止の資材の援助、休業に従うと1日、40,000円の補助、クラウドハンディングでのお客様の割引、国は国民一人当たり10万円を支給、コロナな融資でお金が低金利で借入できた。 取引銀行からは融資の話が再三あり2社で12,000万円借りた。 スナックの方も500万円を借りることにした。7月の24期決算は売り上げも落ち込み17,000万円代になり赤字決算になった。
2020東京オリンピックは1年延期となり、安倍首相が潰瘍性大腸炎の再発により辞任、自民党総裁選で菅首相が誕生した。 アメリカではバイデン候補がトランプを破り勝利した。 コロナで始まりーコロナで終わった一年だった。いつ平常の生活が戻るのか・・・・・・・・ 音楽では、YOASOBI、あいみよん、米津玄師たちが活躍した。プロ野球ではソフトバンクが巨人を破り優勝

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令和の幕開けと揺れる経営

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