印刷業界は景気低迷時期。企業が経費削減で受注が減少。
会社移転と営業努力にも関わらず、成果は伸び悩む日々でした。

平成3年、合併と引越しを発表し、湾岸戦争が始まる中、社員は不安気。
引越しはスムーズに完了し、新しい環境での心新たなスタートしました。

工場長である兄が突然会社を辞めると言い出し、その後も説得が実らず過ぎ去る日々。
株価暴落の中で新会社設立の話もあり、期待と不安が交錯ていたのを覚えています。

業務では、隣の建具屋からの土地購入提案がスムーズに進み、売却益で借金返済。
しかい大型印刷機のベテラン社員の退職に直面しました。

平成元年梅雨時、友人と久々に再会。病気克服を祝福され、彼からは両社の合併提案がありました。
多くの問題に直面しながらも前進する日々を過ごしていました。

印刷業界ではワープロの台頭でタイプライターが廃れ、
コンピュータの進化が印刷工程を大きく変え、価格競争が激化した年でした。

銀行から意外にも一億円の融資を受けることになったが、
その後社長から返済要求された個人貸付の公正証書を渡され困惑。

新会社の専務としての業務と資金繰りに奮闘する中、体調不良を感じるも仕事を優先。
仕事を続けながら治療を受ける日々を送っていました。

社長職を引き継いだ後、帳簿の異常から巨額の資金不足を発見。
毎月の資金繰りで日々を過ごす毎日。この頃から体の限界を迎えていたようです。

昭和40年代の日本は海外輸出により経済が好調で、労使関係が安定。
印刷業界は高級化が進むも、オイルショックで業界に危機が訪れました。

オイルショックの影響で景気が混乱していたが、印刷業界では依然として忙しい日々が続いていました。
業務の拡張と共に様々な社会活動に参加。家庭は疎かになり、家庭崩壊に繋がる重大な転換期を迎えた時期でした。

昭和35年以降、池田内閣の所得倍増政策により経済成長が加速し、印刷業界も盛況を極めました。
しかし、第一次オイルショックがその繁栄に暗雲をもたらした時期でもありました。