平成23年(2011年)札幌拠点設立と東日本大震災の影響

Episode 41

平成23年(2011年)札幌に営業拠点を構えると決断したのは良いが、 まず人材をどの様にするかであった。 北海道でお世話になっている老舗の広告代理店で、苫小牧からの付き合いのある営業に相談した。 話の中で帯広支店にいる営業が退職を考えているとの事から話はとんとん拍子に進んだ。 彼は以前から知っていたので気楽に話ができた。 スキンヘッドで真面目、知識もありピッタリの人物だと思った。 待遇面で一致し、後は事務所探し、備品等全てを一任した。 わたしの構想では、札幌、苫小牧、帯広の3店舗を任せ売り上げを堅持する考えだった。
営業所も見つかり、一段落した所でとんでも無い事が起こった。 3月11日東日本大震災、三陸沖震源でM9.0。 津波で岩手、宮城、福島3県に壊滅的被害、 東京電力福島第一原発で初の「原子力緊急事態宣言」が発令された。 毎朝NHKのテレビでは津波の映像、福島第一原発の映像、住民の避難の様子などが映し出され、 先行きの見えない事態に困惑していた。 9月には野田佳彦内閣が発足、東日本大震災の人的被害は死者1万5844人、行方不明者3451人。
札幌のP店の店舗は霧島店に勤務していた若い社員が店長に抜擢された。 北海道担当マネージャーと事前の打ち合わせをの為、月に2回は札幌に足を運んだ。 3社ほどでプレゼンをするので、広告代理店と北海道支社を担当する新しく採用した彼と話を進めていった。 札幌では郷土料理の店を見つけ札幌に行くたびに顔を出し、 ワニに似た魚の八角やイカなどを食べたが、北九州の魚の方が美味しいと思った。 マネージャーからは、札幌の仕事もお宅にお願いしますからと言われ、 これで安心だと確信したのだが、札幌で食事をして飲んでいる時P店のNo.2からの電話で状況は一変した・・・・・・・・・・
歌謡曲ではAKB48が「フライングゲット」など次々にヒット曲を出していた、プロ野球ではソフトバンクが中日を破り優勝、なでしこジャパンワールドカップで初優勝、スケートの安藤美姫、ハンマー投げの室伏公治、テニスの錦織圭、体操の内村航平が大活躍をした年であった

平成23年(2011年)札幌拠点設立と東日本大震災の影響

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平成22年の動向:年金機構発足と札幌支社設立

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