変革の波と模索する未来

平成30年(20018年) と区切りの年を迎えたが、気持ちはスッキリしなく胸に何か支えている感じで日々過ごしていた。 売り上げを上げて行く方法を模索しながら、朝の営業の打ち合わせでは、いつも頭ごなしに強い口調でやかましく言っていたが、言えば言うほど成果は上がって来なかった。 この頃大阪の仕事も途絶え、地元以外の得意先で売上を伸ばし続けてきたが、そのことが無くなる事は死活問題である。 業界の環境が紙媒体から電子版、ウェブへと変化して来た事が1番の要因ではある。 又印刷物を全国から大量に受注し安く提供する全国規模の会社が現れ、昔ながらの印刷会社が値段競争では勝てない時代に突入した事は、今後、今までの印刷会社が生き延びて行くのは難しいと思った。 思った通り今期の決算では売り上げは、20,000万円を下回ったが、事前に予測していたので役員の報酬も下げ、徹底的に経費を抑えていたので赤字決算にはならなくて済んだ。 夜のスナックも年末を2回経験し、月によっての売り上げの変化も理解できたが何か面白く無くなって来た。 会社も経費節減を進め、それなりの成果を実感し、方向性は間違って無いと思うのと反面、個人的にも他の店に飲みに行かなくなり出費を抑えて来たが、鬱な気分になる事もあった。 地元ではデザイナー6名、ウェブ担当者2名が所属し、営業4名と頑張って来たが、新規の柱となる得意先が中々見つから無いのが悩みの一つであった。 昨年大リーグを宣言した大谷翔平が3月デビュー、大リーグのア・リーーグで投打「二刀流」で新人王に決定。7月には九州、中国地方に「数十年に一度」の大雨が降り続き死者220人と平成最悪の豪雨災害となった。京都大学の本庶務課特別教授がノーベル医学生理学賞に決定オリコンではAKB48、乃木坂46、嵐が活躍、プロ野球ではソフトバンクが広島を破り優勝